自分に自信をつけて現状を抜け出す!〜セルフ・エスティームの高め方

「本当は自分はもっとできると思いつつも、何か一歩を踏み出そうと思うと自分に自信が持てず、小さくまとまってしまう。それが嫌なのに抜け出せない。」そのようなモヤモヤとした感情の中で、日々仕事をしている方もいるのではないでしょうか?自分に自信が持てないと、大きく自己変革することは難しいです。実は、自信は「過去の記憶」と「日々の会話」を活用することで高めていくことができます。自信を高めることができれば、今想像している「もっとできる自分」に実際になれます。理想を理想のままで終わらせず、現実のものにしていきましょう。

TICE式コーチングの中には、自信に関係する言葉は2つ登場します。1つはエフィカシー、もう1つはセルフ・エスティームです。エフィカシーは「自己のゴールを達成できるかどうかの、能力に対する自己評価」、セルフ・エスティームは「自己の社会的な立場やポジションといった価値の自己評価」です。前者はゴールに基づいて決まりますが、後者はゴールは関係ありません。そういった意味では、セルフ・エスティームの方が、一般的に使われる自信に近いかもしれません。

自信を高めるという点では、エフィカシーだけでなく、このセルフ・エスティームを高めることも大切になってきます。セルフ・エスティームが低いままだと、「自分はこの程度だ」という自己認識のフレームが強固なため、現状を超えたゴールがしづらくなります。その結果として、現状維持を続けてしまいます。逆にセルフ・エスティームが高まると、高いゴールが設定できるようになり、さらには能動的な行動も増え、結果として今のモヤモヤした状況を抜け出すことができます。

私の場合、セルフ・エスティームが高まり、「自分には価値がある」と思えるようになったことで、目の前の仕事については、提案や発言がそれまでよりも増えたり、できるだけ新しい仕事へ挑戦するようになったりしました。加えて、仕事以外で接点のあったコミュニティなどに対しても、新しい活動の提案をすることが増えました。特に、自身のスコトーマを外し、ブリーフシステムを変えるという点では、後者がもたらす影響は大きかったです。

感覚的には、それまでは、言われたことに対してよりよい価値を提供しようという姿勢だったのが、「ちょっとお節介かも」と思うようなことに対しても、自分から探して、何らかの価値を提供しようという姿勢に変化しました。一言でいうと「外に出るパワー」が増しました。

そして能動的に新しい経験を続けるうちに、「もっと大きいこともできるかも」という感覚が高まり、現状の外側のゴール設定もしやすくなってきた、ということを経験しました。

ここで大切なことは、結果が出たから行動が能動的になったのではなく、「自分には価値がある」と思えるようになり、セルフ・エスティームが高まったから、行動が能動的になったという点です。

では、セルフ・エスティームを高めるにはどうすればよいでしょうか?

セルフ・エスティームを高める簡単な方法の1つは、「過去の成功体験」を思い出すことです。脳はイメージしただけでもニューロンが発火し、そのイメージした体験を追体験できることが知られています。過去の自分が誇らしいと思う成功体験を何度も思い出すことで、何回も成功経験をしたのと同じ効果を発揮し、セルフ・エスティームを高めることができます。

もう1つの方法は、日々の会話の中で、褒められたらそれを受け入れるということです。「褒められることに値する価値を自分が持っている」と受け入れることです。逆に、褒められたことを否定するということは、ある意味、自分にはその価値はないというセルフ・トークをしているのと同義です。賞賛を受け入れて、自分の中の価値を高めましょう。自分の価値が高まると、それは結果として、他人に対して発揮できる価値も高まります。

自身が持てず、現状の負のサイクルから抜け出せないと思っている方は、ぜひ実践してセルフ・エスティームを高めてください。セルフ・エスティームが高まり、一度前向きなサイクルが回りだせば、どんどん変わっていくことを体感できるようになると思います。

今の自分に囚われず、未来の自分を見ましょう。未来の成りたい自分、達成したいこと、それにフォーカスを当てましょう。それらの達成方法は、必ず見つけることができます。達成している自分を確信しましょう。確信するから変われます。そして、あなたは、それを成し遂げるだけの価値のある存在です。

Posted by akama