転職や環境の変化で結果が出ない?!コンフォートゾーンを変えてパフォーマンスを取り戻す

「なぜか思ったようにパフォーマンスが出ない」。転職や就職などで新しい環境に移った際、自分の想像よりも低調なパフォーマンスしか発揮できず、苦しい経験をしたことはあるでしょうか?この状態が長く続くと、自信がなくなり、従来持っていた積極性も失われ、ネガティブな現状に囚われてしまうことがあります。以前、私は転職したときにこのような状況に陥ったことがあります。この状態を脱する1つの鍵は、その環境をいかに自分にとって居心地のいい「コンフォートゾーン」にできるかです。

人は「コンフォートゾーン」の中で最高のパフォーマンスを発揮します。コンフォートゾーンとは、自分が居心地がいいと思う環境のことです。コンフォートゾーンにいると、脳はリラックスし、前頭前野が活性化し、高度な思考ができるようになります。仕事などにおいても高いパフォーマンスを発揮できます。

例えば、同じ人前で話すにしても、友人や会社の同僚を前にして話すのと、100人の見知らぬ人を前にして話すのでは、多くの人にとってはパフォーマンスに差が出ます。前者の場合は、リラックスして、思いつきの例え話しでも加えながら話せると思いますが、後者の場合はなかなかそうはいきません。人前で話す、という自分の行為は同じでも、周囲の環境が異なり、それが気持ち的にコンフォートゾーンかどうかで結果が左右されます。

転職や就職、さらには新しいチャレンジをして「新しい環境」へ移ったときは、その環境をなるべく早くコンフォートゾーンにすることで、本来の高いパフォーマンスを発揮できます。新しい職場で積極的に話しかけて友人を増やしたり、自分から率先して細かな仕事を何個もしてみたりと、ドンドンと“意識的”にコンフォートゾーンにしていきます。「コンフォートゾーンにしてしまえば結果は出る」という確信を持ち、そのためのアイデアを考え、それを実行していきます。すると次第に新しい環境もコンフォートゾーンとなり、高いパフォーマンスが発揮されます。

逆に、私が転職してパフォーマンスが出ず苦しんだ時のことを思い出すと、まさに新しい環境をコンフォートゾーンにできずにいました。新しい職場の人たちや馴染みのないビルに親近感を感じることができず、職場にいても常に気持ちが落ち着かない感じでした。そうなると、新しい環境の人とではなく、友人や前の職場の知り合いとの食事が増えはじめたりします。すると、ますます新しい環境がコンフォートゾーンになりづらくなります。負の連鎖です。

早期にコンフォートゾーンを移行するには、新しい環境にいく前に、イメージトレーニングをしておくことも効果があります。脳はイメージの中の活動でも、実際の活動と同じように感じます。「新しい環境の中で1日をどう過ごすか?」「自分はその中でどのような高いパフォーマンスを出して周囲に貢献しているか?」。事前のイメージがあれば、実際に環境が変わった際に、脳はそのイメージを追うような行動をとります。

もちろん、現実には、事前のイメージ通りにはいかず、想定しない結果になることもあると思います。そのときは、「自分のイメージを現状に合わせてしまう」のではなく「現状を、自分が望むイメージに合うように変えていきましょう」。上手くいかない現実を受け入れてはダメです。理想の自分であることを確信し、そのイメージに現実を合わせましょう。

「自分には高いパフォーマンスを出す能力はあるのか?」と悩むのではなく、“ゴールを達成している自分を基準”に「能力はある」と確信しましょう。「私はいつでも高いパフォーマンスを発揮“できる”」「私はいつも高いパフォーマンスを発揮“している”」とセルフトークをしましょう。この確信が、現実での高いパフォーマンスに繋がります。まずは確信です。能力はたっぷりあるので、心配せずに確信しましょう。

もしパフォーマンスが出ない理由が、コンフォートゾーンの移行ではなく、「ゴールと合致していないかも」と少しでも思うときは、自己点検をした方がいいです。自分の意思で環境を変えてみたけど、事前の想像とは異なりwant-toの環境でなかった、ということもあります。そのときは、自分を誤魔化さず、もう一度ゴールから判断をすることで、ベストな選択ができるはずです。

人は「コンフォートゾーン」の中で最高のパフォーマンスを発揮する。もし、環境が変わり、以前のようにパフォーマンスが出ないと悩んでいるときは、今の環境がコンフォートゾーンになっているか確認してみてください。なっていなかったら意識的にコンフォートゾーンにしていきましょう。もし、これから新しい環境へ飛び込むなら、その環境を早くコンフォートゾーンにすることを意識してみてください。みなさんが望む高いパフォーマンスを出せるはずです。

Posted by akama