今年の誕生日にゴールは達成する?〜ゴールの臨場感が上がらず変化がないときはサブゴールを設定する

なんとなくゴールは設定できたが、ゴールの抽象度が高くて毎日の行動に変化がない。何か具体的な行動に移るキッカケが欲しいが、気づくと同じ毎日を繰り返している。このような原因の1つは、ゴール側のコンフォートゾーンの臨場感、特にゴールを達成したときのワクワク感といったプラスの情動が足りていない可能性があります。このようなときは、中間的なゴールであるサブゴールを設定してみましょう。臨場感が一気に高まり、具体的な一歩を踏み出しやすくなります。

変わりたいと思ったときには、まずはゴール設定をします。ゴールは、心の底から達成したいこと、作り上げたい世界、そのときの自分の姿といったものです。ゴールは世界観なので、モヤっとしたものです。

モヤっとしたゴールを考えているだけでは、脳は向かう先のイメージがないため、行動に移ることはできません。そこで、ゴールを達成したときの、自分が見ているシーンや、そのときの人間関係などのコンフォートゾーンを想像し、具体的なイメージを作ります。これにより脳がそのイメージを追い求めて行動が促され、どんどん変化していきます。

しかし、ゴールの抽象度が高いと(=達成したいゴールの規模が大きいと)、コンフォートゾーンをイメージするのが難しいときがあります。イメージを作るための材料となる記憶がなかったり、材料はあったとしても、情動や五感が紐付かずに臨場感が湧かなかったりします。

このようなときは、「サブゴール」を設定することで行動を促すことができます。サブゴールは、大きなゴールを達成するために、1年後や3年後などには達成しているだろう中間的なゴールです。最終的なゴールよりも、抽象度が下がっているため、具体性が上がり、イメージもしやすくなります。そしてプラスの情動が湧きやすくなります。

ゴールに向かって行動を促すには、ゴール側のコンフォートゾーンを達成したときの、どうしようもないくらいのワクワク感が大切です。そして、もう1つ、そのゴールを“今達成している”という感覚が必要です。これにより、認知的不協和が起こり、行動が促されます。

この、未来のゴールを今達成しているという体感、初めはどういったものか分からないときがあります。そのときは、先ほどのサブゴールを、より直近にしてみるとなんとなく感覚が掴めると思います。

例えば、「今年の自分の誕生日が来たら、自分のサブゴールは達成している!」とイメージしてみます。誕生日は、多くの人にとっては楽しい情動記憶が紐づいていると思います。その誕生日に、自分が達成したいゴールが実現しているのです。かなりワクワクしますよね。

そしてその体感を、誕生日ではなく、今達成している、と時間をスライドさせてきます。すると、今、ゴールを達成してワクワクしている感じが、なんとなく感じることができると思います。

プラスの情動記憶をいかに上手く使うか?というのが変化を促す上では大切になってきます。そしてもちろん、ただ変わればいいのではなくて、ゴール自体が心の底から達成したいものであることがより大切です。ゴールは常に考えて続け、再設定し続けます。

サブゴールの設定で気をつけたいのことは、サブゴールであっても、現状の外側に設定することです。サブゴールが、今のままでもなんとなく達成できそうなことだと、現状肯定につながりモチベーションが湧きません。

現状の外側にする簡単な方法の一例は、本来達成するのに必要な期間の、1/2とか1/10とか、無理そうに感じる期間でサブゴールを設定することです。

また、サブゴールが上限のセルフイメージにならないように、本当の高いゴールは常にイメージしておくことも大切です。サブゴールはあくまで中間地点です。本当に達成したいゴールは、その先のもっともっと高いところにあるはずです。

なかなか具体的な行動が起きずに日々が過ぎ去ってしまう、と感じている方は、ワクワクする情動を思い出してみてください。大人でもワクワクしていいんです。ワクワクすることだけをしてていいんです。もちろんその選択には自己責任はつきますが、人生の選択権は自分が持っている。その感覚が大切です。

ワクワクする、その気持ちを大切に、ゴール設定やコンフォートゾーンのイメージを高めてみてください。きっと目の前に広がる世界が今までとは違ってくるでしょう。

Posted by akama